「トルストイ」名言集・格言集
時は一瞬も休むことなき無限の動きである。
トルストイ 「戦争と平和」
嫉妬とは、愛の保証への要求である。
トルストイ 「アンナ・カレーニナ」
理性はしばしば罪の奴隷となって、これを弁解する。
トルストイ 「読書の輪-八・二九」
お前を永遠に愛すると言うことは、ろうそくがお前が生きている間燃えつづけると言うに等しい。
トルストイ 「クロイツェル・ソナタ」
すべての幸福な家庭は、互いに似かよっているが、不幸な家庭はどれもが、それぞれの流儀で不幸である。
トルストイ 「アンナ・カレーニナ」
もし善が原因を持っていたとしたら、それはもう善ではない。もしそれが結果を持てば、やはり善とはいえない。だから、善は因果の連鎖の枠外にあるのだ。
トルストイ 「アンナ・カレーニナ」
愛とは、ひとりの男なり女なりを大勢のなかから選択して、そのほかの者を絶対に顧みないことです。
トルストイ 「クロイツェル・ソナタ」
家庭愛は自愛と同じである。したがって犯罪行為の原因とはなるが、それの弁解になることはない。
トルストイ 「読書の輪-六・二八」
犠牲と苦悩、これらが思想家と芸術家の運命である。
トルストイ 「芸術とはどういうものか」
金は新しい形式の奴隷制である。それが旧い形式の奴隷制と異なるところは、奴隷に対してなんら人間的な関係を持っていない非人格的なところにある。
トルストイ 「われわれは何をなすべきか」
愚かな人間は沈黙しているのが最もよい。だが、もしそのことを知ったならば、その人はもう愚かな人間ではない。
トルストイ 「断片」
芸術は一種の虚偽である。私はもは美しい虚偽を愛しえない。
トルストイ 「芸術とはどういうものか」
芸術は技芸ではなく、それは、芸術家が体験した感情の伝達である。
トルストイ 「芸術とはどういうものか」
芸術は人類進歩の機関のひとつである。人間はことばを通じて思想のうえで交わり、芸術の形象を通じて、現在のみならず、過去と未来のあらゆる人間と心持ちのうえで交わっている。
トルストイ 「芸術とはどういうものか」
現在の社会は、支配される社会と、各人にとって有利かつ合理的な考え方によって支配される社会とに区別して考えるほうが、はるかに自然である。そこでは暴力のみが人々の行為を決定する。
トルストイ 「読書の輪」
言うべきときのほかは言うな。書かざるをえないときのほかは書くな。君は作家である。書かざるをえないときのほかはけっして書いてはいけない。
トルストイ
古人はわれわれに英雄叙事詩の模範を残した。そのうちで、英雄が歴史の興味の全部をなしている。だから、われわれはかかる種類の歴史は、この人間時代でなんらの意味も持たないという考え方に慣れることができない。
トルストイ 「戦争と平和」
最も野蛮な迷信のひとつは、人間が信仰なしで生きうるものだ、という独断に対する現代の、いわゆる学者の大多数の持つ迷信である。
トルストイ 「読書の輪-一・二」
最上の幸福は、一年の終わりにおいて、年頭における自己よりも、よりよくなったと感ずることである。
トルストイ 「読書の輪-四・六」
死の恐怖は解決されない生の矛盾の意識にすぎない。
トルストイ 「人生論」