アラン

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  • いかなる人間の思考も、他人の考えについての思考にほかならない。…最も深い思想の人たちは、自分にとってよいものを他人の考えから採択し、それをいっそう前進させるものである。

    ―― アラン 「文学語録」

  • われわれは現在だけを耐え忍べばよい。過去にも未来にも苦しむ必要はない。過去はもう存在しないし、未来はまだ存在していないのだから。

    ―― アラン 「幸福語録」

  • 悪を原因によって知る人はけっして人を呪いもせず、絶望もしないことを学ぶであろう。

    ―― アラン 「幸福語録」

  • 嘘つきがいつでも必ず嘘をつくとしたら、それはすばらしいことである。

    ―― アラン 「人間語録」

  • 臆病者はしばしば野心家なのだから、彼は威厳のよろいとして権力を求める。というのは、他の人々の礼節、ましてや尊敬は、彼の悩みをねむらせてくれる香油なのだから。

    ―― アラン 「人間語録」

  • 学者ぶった先生は、へりくつ屋の有力な仲間に入れたい。へりくつ屋の狩猟は観念を追っかけ回すのである。

    ―― アラン 「宗教語録」

  • 寛大は王権の最後の手段である。しかし、私は厳格な服従によって、その高貴なマントをはいでやる。

    ―― アラン 「精神と情熱とに関する八十一章」

  • 恐怖には、恐怖に対する恐怖というものしかほかにはない。

    ―― アラン 「人間語録」

  • 金は必要からのみ金を求める連中を回避する。

    ―― アラン 「幸福語録」

  • 乞食は純粋のブルジョアだといってよい。というのは、彼はもっぱら哀願にのみ依存して生きているのだから。

    ―― アラン 「人間語録」

  • 幸福は遠くの未来にある限り光彩を放つが、つかまえてみると、もうなんでもない。…幸福を追っかけるなどは、ことばの上以上には不可能なことである。

    ―― アラン 「幸福語録」

  • 実際に奴隷となるには、みずから奴隷だと信ずることでもって十分である。

    ―― アラン 「精神と情熱とに関する八十一章」

  • 女が裏切るときの最初の兆候は、その夫に対して昔のような礼儀正しさと注意深さとを取り戻すことにある。

    ―― アラン 「幸福語録」

  • 少なくとも強い友情というものは、ある不信と低抗とから始まるのが自然らしい。

    ―― アラン 「精神と情熱とに関する八十一章」

  • 信仰のないところに精神はない。外部に支えを求める精神は弱い精神である。

    ―― アラン 「宗教語録」

  • 人間は自信を持ち、貫禄がつき、自分の仕事以外に己れがないようになると、平凡なものになる。役所ほど人間を殺すところはない。

    ―― アラン 「宗教語録」

  • 人類史は記号の歴史、つまり宗教の歴史である。

    ―― アラン 「人間語録」

  • 成功して満足するのではない。満足していたから成功したのである。

    ―― アラン 「幸福語録」

  • 戦争が欲せられたものではなく、つねに余儀なくされたものだと思うがゆえに、戦争の聖なる旗印を自分の回りにさがす。

    ―― アラン 「人間語録」

  • 戦争の原因は名誉と退屈の裡にある。

    ―― アラン 「宗教語録」

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