「ヴォルテール」名言集・格言集
文人は生きているうちは調刺され、死ぬと称讃される。
ヴォルテール 「書簡」
あらゆる宗教のうちでキリスト教は、疑いもなく最も寛容を教えたはずの宗教である。しかし、現在までのところキリスト教徒は、すべての人間のうちで最も不寛容な人たちであった。
ヴォルテール 「哲学辞典」
あらゆる人は同等である。それを異なるものにするのは生まれではなくて、徳にあるのみ。
ヴォルテール 「断片」
この世の中で成功するには、力ずくで、死ぬまで剣を腕より離さないことだ。
ヴォルテール 「省察と格言」
この世界における大事件の歴史は犯罪史のほかのなにものでもない。
ヴォルテール 「風俗について」
その年齢の知恵を持たない者は、その年齢のすべての困苦を持つ。
ヴォルテール 「省察と格言」
われわれが平和の名によって重んじているものは、実は短い休戦にすぎず。それによって弱い側は、正しい主張であれ、不正な主張であれ、とにかくその主張をあきらめる、武力によってその主張を活かす機会が来るまでは。
ヴォルテール 「省察と格言」
ローマで新聞の検閲があったとしたら、われわれは今日、ホラティウスやキケロの哲学的散文を持たなかったであろ。
ヴォルテール 「断片」
悪が物質から来るものとすれば、われわれには必要以上の物質がある。また、もし悪が精神から来るものとすれば、われわれには多過ぎるほどの精神がある。
ヴォルテール 「省察と格言」
医者というものは、ほとんどわかっていない未知の患者の病気を治療するために、自分でもわかっていない薬を処方するものである。
ヴォルテール 「省察と確言」
一般的に人間は犬に似ている。ほかの犬が遠くで吠えるのを聞いて、自分も吠える。
ヴォルテール 「歴史断章」
運命はわれわれを導き、かつまたわれわれを潮弄する。
ヴォルテール 「省察と格言」
個々の不幸が一般的に幸福をつくるのです。したがって、個々の不幸が多ければ多いほど、すべては善なのです。
ヴォルテール 「カンディード」
思考はひげのようなものである。成長するまでは生えない。
ヴォルテール 「断片」
自愛は最大のへつらいである。
ヴォルテール 「断片」
自然は人間の施す教育以上の影響力をそのうちにいだいている。
ヴォルテール 「モリエールの生涯」
神というものが存在しなかったら、「彼」を創造する必要があろう。
ヴォルテール 「書簡」
人々が永いこと論争している場合には、彼らの論じ合っている事柄が彼ら自身に不確かな証拠である。
ヴォルテール 「断片」
人は、刃物をふりかざさなければ、この世で成功せず、しかも、死ぬときは手に武器を握って死ぬのだ。
ヴォルテール 「断片」
人類のいかなる種族も倦怠な種族よりましだ。
ヴォルテール 「放蕩児」