シャンフォール

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「自己がすべてである。他はとるに足りない」これが独裁政治・貴族政治と、その支持者の考え方である。「自己は他者である。他者は自己である」これが民衆とその支持者の政治である。これから先は各自が決定せよ。

シャンフォール 「格言と反省」


すべてを世論のせいにする人々は、観衆の趣味が低級なので、まずい芝居をして拍手喝采される役者に似ている。

シャンフォール 「格言と反省」


世の中で非常に活動している人間は、すべて鈍感な人のように思われる。というのは、世の中には心を惹きつけるようなものがなにひとつ見出せないからである。

シャンフォール 「格言と反省」


世の中には三種類の友がある。諸君を愛する友、諸君を忘れる友、諸君を憎む友が、これである。

シャンフォール 「格言と反省」


中傷は、うるさい蜂のようなものである。これを殺す確信がないならば、手を出してはいけない。さもないと、前よりもいっそう激しい突撃をくり返す。

シャンフォール 「格言と反省」


人は自然の悪を知ることを学んで死を軽蔑し、社会の悪を知ることを学んで生を軽蔑する。

シャンフォール 「格言と反省」


女性がなぜ男性との関係を言いふらすのか。その理由としてあげられている大半は、男性にとって不利である。その真の理由は、この方法によってしか女性は男性に支配権を持つことができないからである。

シャンフォール 「格言と反省」


姦通はひとつの破産である。ただ普通の破産と違う点は、破産の被害をこうむった人が不名誉をこうむるということである。

シャンフォール 「格言と反省」


幻想によって幸福な人々は、投機によって財産をつくったようなものであり、真実によって幸福な人々は、地所あるいは相当の年金によって財産を所有しているようなものである。

シャンフォール 「格言と反省」


恋愛は結婚よりももっと興味深い。ちょうど、歴史より小説のほうが面白いのと同じように。

シャンフォール 「箴言と思想」


愚鈍は、もし英知を怖れなければ真の愚鈍とはいえない。悪徳は、もし美徳を憎まなけれぱ真の悪徳とはいえない。

シャンフォール 「格言と反省」


教育は、道徳と知恵の二つの基盤のうえに立たねばならない。前者は美徳を支えるために、後者は他人の悪徳から自己を守るために。前者に重点をおくと、お人好しか殉教者しか生まれないし、後者に重点をおくと、打算的な利己主義者が生まれる。

シャンフォール 「格言と反省」


真の幸福は目に映じない。真の幸福は見えざるも、私の場合には希望を失ったとき、はじめて幸福が訪れた。

シャンフォール 「格言と反省」


経済学者とは、とぎすまされたピカピカのメスと刃のこぼれたメスとをもって、すこぶる巧みに死者を解剖し、生者を残酷に取り扱う外科医のようなものである。

シャンフォール 「格言と反省」


結婚は良識のある者にしか世間から受け容れられない。人の興味を惹くのは人目を惹くバカげた結婚だけであって、あとのはすべてさもしい打算である。

シャンフォール 「格言と反省」


賢者とは何か。法に対して自然を、慣習に対して理性を、世論に対して自己の良心を、謬見に対して自己の判断を対立させる人間である。

シャンフォール 「格言と反省」


運命と運命をとりまく衣裳は、人生を一幕の芝居にする。上演がすすむに従って、いちばん律義な人間も、ついには自己の意志に反して役者にさせられてしまう。

シャンフォール 「格言と反省」


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