「ドストエフスキー」名言集・格言集
感情は絶対的である。そのうちでも嫉妬はこの世で最も絶対的な感情である。
ドストエフスキー 「人妻とベットの下の夫」
「人類に対する愛」ということばは、自分が心の中でつくりあげた人類に対する、つまり己れに対する愛である。
ドストエフスキー 「未成年」
あらゆる堕落の中で最も軽蔑すべきものは、他人の首にぶらさがることだ。
ドストエフスキー 「白痴」
いかなる科学の力を借りても、またどんな利子をもって釣ったところで、人閥はけっして不平なしに、財産や権利を分配することはできません。
ドストエフスキー 「カラマーゾフの兄弟」
いちばん簡単で、いちばん明白な思想こそが、いちばん理解しがたい思想である。
ドストエフスキー 「未成年」
もちろん金は絶対的な力である。と同時に、平等の極致でもある。金の持つ偉大な力は、まさにそこにあるのだ。金はすべての不平等を平等にする。
ドストエフスキー 「未成年」
俺の頭には少なくとも一日に1〜1.5立方の新思想が必要である。
ドストエフスキー 「罪と罰」
金は鋳造された自由である。
ドストエフスキー 「死の家の記録」
謙譲な愛は、暴虐よりもずっと効果の多い怖ろしい力である。
ドストエフスキー 「カラマーゾフの兄弟」
私の欲しいのは金ではなく、また金の力でもない。金の力でえられるもの、またその力なくしては、どうしてもえられないものが必要なのだ。それは孤独な落ちついた権力の意識だ!
ドストエフスキー 「罪と罰」
私はなにか善を行おうとする希望を持ち、そこに悦びを感ずることもできる。だが同時に、悪を行いたいとも思い、そこにも悦びを覚えることができる。
ドストエフスキー 「悪霊」
自然法則はキリストを欺瞞の真只中に生きさせたし、キリストを欺瞞のために死なせた。
ドストエフスキー 「悪霊」
真実を語るものは機知のない人間だけである。
ドストエフスキー 「白痴」
神が存在しないならば私が神である。
ドストエフスキー 「悪霊」
神と悪魔が闘っている。そして、その戦場こそは人間の心なのだ。
ドストエフスキー 「カラマーゾフの兄弟」
人は思想をとらえようが、思想はつねに人間よりも現実的である。
ドストエフスキー 「罪と罰」
人間が不幸なのは、自分が幸福であることを知らないからだ。ただそれだけの理由なのだ。
ドストエフスキー 「悪霊」
人間には幸福のほかに、それとまったく同じだけの不幸がつねに必要である。
ドストエフスキー 「悪霊」
人間は卑劣漢として生きることができないのみならず、卑劣漢として死ぬこともできない。人間は清らかに死なねばならない。
ドストエフスキー 「カラマーゾフの兄弟」
人生において何よりもむずかしいことは、嘘をつかずに生きることだ。そして自分自身の嘘を信じないことだ。
ドストエフスキー 「悪霊」