ニーチェ
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善にも強ければ、悪にも強いというのが、いちばん強力な性格である。
―― ニーチェ 「人間的な、あまりに人間的な」
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「女は誰をいちばん憎むか」鉄が磁石に問うた。「私はお前をいちばん憎む。なぜなら、お前は牽くことをなし、しかも、お前のもとへ牽きよせる十分の力をもたないからである。」
―― ニーチェ 「ツァラトゥストラ」
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あなたがたの実力以上に有徳であろうとするな。できそうもないことをおのれに要求するな。
―― ニーチェ 「ツァラトゥストラ」
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あらゆる種類の確信に拘束されない自由さは、懐疑家の意思の強さに屈している。信念を欲すること、肯定においても否定においても、無条件なものを欲することは、弱さの証拠である。
―― ニーチェ 「権力への意思」
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あらゆる人間は、いかなる時代におけるのと同じく、現在でも奴隷と自由人に分かれる。自分の一日の三分の二を自己のために持っていない者は奴隷である。
―― ニーチェ 「人間的な、あまりに人間的な」
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ある巨匠の作品を演奏するピアニストが、その巨匠を忘れさせて、まるで自分の生涯の物語を語っているとか、まさになにか体験しているふうにみえたとき、最もうまく弾いたことになろう。
―― ニーチェ 「人間的な、あまりに人間的な」
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いちばん危険な党員とは、その人間が脱党したら党派全体が瓦解するような人である。だから最良の党員である。
―― ニーチェ 「人間的な、あまりに人間的な」
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お前たち高名なるすべての賢者よ、お前たちは、民衆と民衆の迷信に奉仕してきたし、真理には仕えなかった! そして、それゆえにこそ、人はお前たちに畏敬を払った。
―― ニーチェ 「ツァラトゥストラ」
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たいていの男たちは、誰も彼らの妻をかっさらってくれないことを嘆く。
―― ニーチェ 「人間的な、あまりに人間的な」
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どちらも相手をとおして自分個人の目標をなにか達成しようとするような夫婦関係はうまくいく。例えば、妻が夫によって有名になろうとし、夫が妻をとおして愛されようとするような場合である。
―― ニーチェ 「人間的な、あまりに人間的な」
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なんじの敵には軽蔑すべき敵を選ぶな。なんじの敵について誇りを感じなければならない。
―― ニーチェ 「悲劇の誕生」
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ひとは女を深いと思う。なぜか? 女の場合、底まで行けないからだ。女は浅くさえもないのだ。
―― ニーチェ 「偶像の薄明」
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ほかの人に懺悔してしまうと、当人は自己の罪は忘れるが、たいてい相手の人はそれを忘れない。
―― ニーチェ 「人間的な、あまりに人間的な」
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みずから敵の間へ躍りこんでいくのは、臆病の証拠であるかもしれない。
―― ニーチェ 「曙光」
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みずから敵の間へ踊りこんでいくのは、臆病の証拠であるかもしれない。
―― ニーチェ 「曙光」
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ものの始めを採すことで、人間は蟹になる。歴史家は後ろ向きにものをみる。ついには後ろ向きに信ずるようになる。
―― ニーチェ 「偶像の薄明」
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よい格言は、時の歯がたつには堅すぎる。そして、いかなる時代にも栄養のたしになるのに、幾千年の歳月にも食いつくされはしない。
―― ニーチェ 「人間的な、あまりに人間的な」
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われわれが不意にある事柄について問われた場合に思いつく最初の意見は、一般にわれわれの意見ではなく、われわれの階級・地位・素性につきもののきまり文句にすぎない。
―― ニーチェ 「人間的な、あまりに人間的な」
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われわれのうちで、最も勇気のある者でさえ、自分が本当に知っていることに対する勇気を持つのは稀なことにすぎない。
―― ニーチェ 「偶像の簿明」
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キリスト教徒はただひとりしかいなかった。そして、その人は十字架の上で死んだ。この瞬間、以後<福音>と呼ばれているものは、すでに彼が生きてきたものの正反対、すなわち<禍音>であった。
―― ニーチェ 「反キリスト」
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