「ローラン」名言集・格言集
恋は決闘です。右を見たり、左を見たりしていたら敗北です。
ローラン 「魅せられたる魂」
いちばん卑怯な暴君は、百万の卑怯者がいっしょになったときです。
ローラン 「魅せられたる魂」
愛は、それが自己犠牲であるときのほかは愛の名に値しない。
ローラン 「トルストイの生涯」
英雄とは、自分のできることをした人である。ところが、凡人はそのできることをしない人で、できもしないことを望んでばかりいる。
ローラン 「魅せられたる魂」
旧道徳は危険を回避することを命じた、だが新道徳は、危険をおかさないものは、なにものをもえない。
ローラン 「魅せられたる魂」
幸福は世界のリズムの一瞬間であり、生の振子が往来する両極の一つである。その振子をとめるには、それを破壊するほかないであろう。
ローラン 「ジャン・クリストフ」
国家は祖国ではない。それを混同させるのは、それによって儲ける連中だけだ。
ローラン 「クレランボー」
今日の新聞・雑誌は嘘の巣窟だ。そして読者の十中八九までが、嘘にまるめこまれる可能性がある。
ローラン 「内面の旅路」
裁判が、金次第で白を黒といい負かす技術であることは周知のとおりである。
ローラン 「コラーブルニヨン」
私は自分がフランス人であること以上に共和国民であることを感じる。私は共和国のために自分の祖国を犠牲にするであろう。
ローラン 「回想記」
自我への愛はよく、かつ聖だ。その愛は実在の大きな自愛の一部だ。これは、もろもろの魂の集落の中での神の光線であり、大きた愛の火花のひとつだ。
ローラン 「手帖」
自然は感傷主義には頓着しない。自然は自己の目的に達するためには、人間の徳性を踏みつけて通る。
ローラン 「愛と死との戯れ」
女はなんと孤独なものだろう!子供以外には女を支えるものは何もない。そして子供さえ、女をつねに支えるには足りない。
ローラン 「魅せられたる魂」
女性の愛情は、天才を飼い馴らし、平準化し、枝を切り、削り、香りを付けることに専念する。そしてついには天才を、自分の感受性、小さな虚栄心、平几さ、自分たちの杜交界の平凡さと同程度のものにしてしまう。
ローラン 「ジャン・クリストフ」
真実の生活に根ざす唯一の真の道徳は調和の道徳であろう。だが、人間社会は今日まで圧迫と諦めの道徳しか知らなかった。
ローラン 「魅せられたる魂」
真理への愛のみが、われわれをけっして裏切ることのない唯一の愛だ。
ローラン 「愛と死との戯れ」
人生はいくたびかの死と、いくたびかの復活とのひとつづきである。
ローラン 「ジャン・クリストフ」
人生は人間が共同で利用するブドウ畑です。いっしょに栽培して、ともに収穫するのです。
ローラン 「魅せられたる魂」
善は、自分が犠牲になるのでなければ善ではない。勝利は、それがどんなものであっても悪だ。敗北は、それが自発的になされたのであれば、いかなるものでも善だ。
ローラン 「理性の勝利」
祖国の名において、富者は貧者を圧しつぶし、貧者は貧者同士喰い合い、人間の最良の力が空しくて殺伐な事業のために尽き果てるのです。
ローラン 「敗れしひとびと」