神の愛

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  • 愛なくして歩く者は天国に入らない。彼は鬼火にも似て、アチコチとはね回る。

    ―― アンゲルス・ジレジウス 「さすらいの天使」

  • 愛には懼れなし。全主愛は懼れを除く。懼れには苦難あればなり。懼るるものは、愛いまだ全からず。

    ―― ヨハネ 「新約聖書-ヨハネ第一書四章十八節」

  • 世俗の知恵は、愛が人間と人間との間の関係であるというが、キリスト教の教えによれば、愛は人間と神との間の関係であるという。というのは、神が愛の媒介であるからである。

    ―― キェルケゴール 「愛の生命と摂理」

  • 善をなさんとする者は門を叩き、愛する者は門が開放されているのを見出す。

    ―― タゴール 「迷える島」

  • 二つの国をつくりしは二つの愛なり。地の国をつくりしは神をさげすむほど己れ自身を愛する愛であり、天の国をつくりしは己れ自分身をさげすむほどすでに神を愛する愛なり。

    ―― アウグスティヌス 「神国論」

  • 熱に応じて己れを与う、されば愛の大なるに従いて永劫の力いよいよそれに加わる。心を天に寄する民いよいよ多ければ深く愛すべきものいよいよ多く、しかして彼らの互いに己れを映すこと鏡に似たり。

    ―― ダンテ 「神曲-浄火編一五曲」

  • 百匹の羊を有てる人あらんに、若しその一匹まどわば、九十九匹を山に遺しおき、往きて迷えるものを尋ねぬか。もし之を見出さば、誠に汝らに告ぐ、迷わぬ九十九匹に勝りて此の一匹を喜ばん。

    ―― イエス 「新約聖書-マタイ伝一八章一二〜一三節」

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