紳士

1 - 12 ( 12 件中 ) 

[PR]

三種の貴族がある。(1)血統と位階の貴族、(2)財力の貴族、(3)精神的貴族が、すなわちそれである。

ショウペンハウエル 「幸福のための警句」


典型的な紳士たるの条件は、上品な体面を保つことのほかは、すべてを自己の名誉のために犠牲にすることである。

バーナード・ショー 「革命主義者のための格言」


尋問は紳士の間にみられる会話の様式ではない。

サミュエル・ジョンソン 「ジョンソンのボズウェルの生活」


山高きがゆえに貴からず、木あるをもって貴しとなす。

「実語教」


昔は法の裁きの心得もなかりし無知の輩が、山羊皮を身にまとい、野鹿さながらに都のはずれにたむろしていた奴どもが、それがいまは貴族だという。

テオグニス 「悲歌集」


無事これ貴人、ただ造作することなかれ。

臨済義玄 「語録」


現在の社会状態では、場合によっては紳士ぶらないでおこうとしても、不可能である.

サッカレー 「紳士気取り」


生まれつきの紳士は、私が知っている最も悪いタイプの紳士である。

ワイルド 「ウィンダミア婦人の扇」


立っている農夫は、ひざまづいている紳士よりも上にいる。

フランクリン 「貧しいリチャードのアルマナック」


紳士とは、大道で追いはぎを働かない人間、なに人をも殺さない人間、つまり、その悪徳が破廉恥ではない人物のことである。

ラ・ブリュイエール 「人さまざま」


紳士の間では礼節と対等と慇懃、それ以下に対しては侮辱・軽蔑・冷淡・無関心。

アミエル 「日記-1866/4/6」


贋の紳士とは、自己の欠点を他人にも自分にもごまかす連中であり、真の紳士とは、それらを完全に認識し、それらを告白する人である。

ラ・ロシュフーコー 「道徳的反省」


1 - 12 ( 12 件中 ) 

[PR]
偉人 人生
生活 家庭 人間 人間関係
感情 理性 性格・態度 学問
政治 経済・経営 国家 社会
道徳 宗教 自然 職業

このページの先頭へ