「奴隷」名言集・格言集
奴隷制度があるところに自由は存在せず、自由があるところに奴隷制度はない。
チャールズ・サムナー 「奴隷制度と反乱」
奴隷制度が悪くないならば悪いものはなにもない。
リンカーン 「ホッジスヘの書簡-一八六三・四・四」
奴隷制度が合法化され、かつ保護されている国では、潔白な市民にふさわしい唯一の場所は牢獄である。
ソロー 「断片」
奴隷制度は人間の権利の否定であり、人間価値の否定なり。
キケ口 「アントニウス排撃論」
汝心に支配さるるならば汝は王であり、肉体に支配さるるならば奴隷なり。
カトー 「語録」
卑屈の奴隷に安んじて共に満足する人民等は、これは国家の良民ではない。ほんに国家の死民でござる。
植木枝盛 「民権自由論」
平和は静かなる自由なるも、隷属はいっさいの悪のうちにて極悪にして、闘いによりてのみならず、死もて排撃せねばならず。
キケ口 「アントニゥス排撃論」
暴虐の奴隷には一縷の望みがあるが、愛の奴隷には全然望みがない。
ガンジー 「ヤング・インデイアン紙」
命なき死人の王となるよりも、生きて、暮らしの糧も少なく、土地を持たぬ農奴になりたし。
ホメロス 「オデュッセイア」
お前は主人から可愛がられ、おだてられたからといって、それだけ奴隷でなくなると思うのか? 奴隷よ、お前は実におめでたい。お前の主人はお前をおだてているが、いまにお前を打つであろう。
パスカル 「パンセ」
諸君は暴民の怒号にまどわされてはいけない、狂い立つ愚人の暴力に動じてはいけない。だが、奴隷が鎖をちぎって自由の人間になったとき、それを怖れおののくことは無用だ。
シラー 「信仰のことば」
植民地を価値あるものにしたのは奴隷制であり、世界貿易をつくり出したものは植民地であり、大産業の前提となるものは世界貿易である。だからこそ、ブルジョア的産業の最重要な経済的範疇である。
マルクス 「哲学の貧困」
人間がその感情を支配し、抑制しうる無力さ、これを私は奴隷状態と呼ぶ。というのは、感情のままに左右される人間は、みずからの主人ではなく、いわば、偶然の力のままに支配されるからである。
スピノザ 「倫理学」
人間は奴隷でなければならない。ただ人間にとって選択せねばならないのは、誰の奴隷であるかということである。自己の情欲のそれであれば、とりも直さず人間の奴隷である。自己の精神的本源のそれであれば、それはただ神の奴隷であるにすぎない。
トルストイ 「読書の輪-六・四」