軽蔑

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あらゆる堕落の中で最も軽蔑すべきものは、他人の首にぶらさがることだ。

ドストエフスキー 「白痴」


ある人を軽蔑すると公言するのは、まだ十分に軽蔑していないのだ。沈黙こそ唯一至上の軽蔑だ。

サント・ブーヴ 「わが毒」


いちばん小さい物を軽蔑し、いちぼん大きい事物を信じない人間から何がえられようか。

パスカル 「パンセ」


みずからを汚辱するより大なる汚辱はない。

ホーランド夫人 「語録」


われわれはわれわれ自身を冷笑しないために多くのものを冷笑する。

ヴォーヴナルグ 「省察と格言」


人々は自分たちが理解しないことを軽蔑する。

ドイル 「四つの罪」


人は大きな計画を軽蔑する、その計画を大成功させることが自分にはできないと感じるときには。

ヴォーヴナルグ 「省察と格言」


人は軽蔑されたと感じたときによく怒る。だから自信のある者はあまり怒らない。

三木清 「人生論ノート」


人を軽蔑すべく笑止なればなるほど、いよいよ彼の舌は締りなし。

セネカ 「憤怒について」


人間の真実な唯一の威厳は、みずからをさげすむそれの能力である。

サンタヤナ 「スピノザ倫理学」


人間は自己の弱点に気がついたときに、はじめて人間を嘆じ、軽蔑するようになる。

ベルグソン 「断片」


他人を軽視することならば喜んで聞く人間多し。

タキトウス 「歴史」


多くの人たちは逆境に堪えうるが、軽蔑に堪えうる者は少ない。

フラー 「グノモロジア」


女は人の非行を許すが、侮辱はけっして忘れない。

ハリバートン 「断片」


怒りよりも軽蔑をかくすことがより必要である。前者はけっして忘れられないが、後者はときには忘れられる。悪意はしばしば忘れられるが、軽蔑はけっして忘れられない。

チェスターフィールド 「書簡」


王侯が持っていない徳について称讃するのは、罪を受けずに彼らを侮辱することである。

ラ・ロシュフーコー 「道徳的反省」


自ら斯くな、神は侮るべき者にあらず。人のまく所は、その刈る所とならん。

パウロ 「新約聖書-ガラテヤ書六章七節」


身分にふさわしくない特性によって、人を称讃しようとするのは、その特性自体は称讃すべきものであっても、やはり一種の侮辱である。

モンテーニュ 「随想録」


軽蔑されまいと怖れているのは、軽蔑されてしかるべき輩ばかりである。

ラ・ロシュフーコー 「道徳的反省」


軽蔑というのは、馬鹿ていねいなことばのうちにいつも巧みにかくされている。

スタンダール 「氷と黒」


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