「お世辞・へつらい」名言集・格言集
お世辞を言うは容易なるも、真に賛美するは難事なり。
ソロー「断片」
へつらいとは。悪徳の侍女。
キケロ「哲学談義」
へつらい者たちが会合すると、悪魔が晩餐にくる。
レイ「イギリスのことわざ」
おべっか使いは、ヒマワリのようなものである。目は天を向いているが、根は地中にあって、利益とカネ儲けをさがしている。
ローガウ「ドイツ格言詩」
お世辞を言うにはカネがかからないが、大多数の者はお世辞に対して大金を支払っている。
フラー「グノモロジア」
へつらいは、われわれに虚栄がなければ通用しない贋金である。
ラ・ロシュフーコー「道徳的反省」
へつらい者…右を向けと言われ、そのとおりにすると、うしろから足蹴にされることがないように、腹ばいになったまま、えらい人に近づこうとする人間。
ビアス「悪魔の辞典」
われわれがおべっかを信用しなくとも、おべっか使いがわれわれの心をつかむ。
エッシェンバッハ「蔵言集」
一人でいる時はだれでも心に嘘はつかない。そこにもう一人が加わると偽善が始まる。相手が近づこうとするのを、お世辞と世間話と娯楽といったもので、受け流す。自分の本当の心を十重二十重におおい隠す。
エマーソン
下手なへつらいは、根拠のない叱責よりももっとわれわれに屈辱を感じさせる。
エッシェンバッハ「蔵言集」
口に蜜あり腹に剣あり。
「十八史略」
最悪の敵はほめそやす者なり。
タキトゥス「アグリコラ」
最悪の猛獣は圧制者であり、最悪の家畜は阿諛者である。
クレス「歴史」
自愛こそ、この世でいちばんのへつらいである。
ラ・ロシュフーコー「道徳的反省」
自愛は最大のへつらいである。
ヴォルテール「断片」
諸君にとって、へつらいほど危険なものはない。嘘と知りながらも信じてしまうからである。
リュッケルト「バラモンの英知」
女はおべっかによっては、けっして武装を解除されはしないが、男はたいてい陥落される。
ワイルド「理想の夫」
小人がこびへつらうのは、自分に対しても他人に対しても、低劣な評価しか持たないからである。
ラ・ブリュイエール「人さまざま」
人々は互いにへつらうことばかりをやっている。…人間同士の結びつきは、かかる相互の欺瞞のうえに築かれる。
パスカル「パンセ」
多くのとるに足りない阿諛者にとりまかれた最大の阿諛者は已れ自身である。
フランシス・べーコン「随筆集」
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