詐欺・欺瞞
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あらゆる詐欺のうちで第一の、最悪のものは自己欺瞞である。
―― ベイリー 「フェスタス」
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だまされる人よりも、だます人のほうが、数十倍くるしいさ。地獄に落ちるのだからね。
―― 太宰治 「かすかな声」
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なに人も永く仮面を冠りえず。偽装はやがて自己の天性へ還る。
―― セネカ 「愚悲について」
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われはことばにて欺けるも、汝は貨幣にて欺けるなり、わがここにあるは、ひとつの罪のためなるも汝の罪は鬼より多し。
―― ダンテ 「神曲-地獄編三十曲」
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われわれは、あまりにも他人の前に自分を偽装するのに慣れているので、しまいには自分の前にまで自分を偽装するようになる。
―― ラ・ロシュフーコー 「道徳的反省」
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ペテン師をペテンにかけるほど愉しいことはない。
―― ラムネー 「寓話集」
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悪意と猜疑は自由を装うこともありうる。
―― タキトウス 「歴史」
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外観というものは、いちばんひどい偽りであるかもしれない。世間というものはいつも虚飾に歎かれる。
―― シェイクスピア 「ヴェニスの商人-三幕二場」
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偽りの立場において、いちばんひどいことは、それが終焉しないということである。
―― アミエル 「日記-1871/8/19」
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欺かれる者は欺かれない者よりも賢く、欺く者は欺かない者よりもよい。
―― キェルケゴール 「人生行路の諸段階」
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欺瞞に対する最上の防禦は詐欺なり。
―― ゼノン (プルタルコス「ゼノソ」より)
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虚偽の世界では、正直な女ほど人をだますものはない。
―― サント・ブーヴ 「わが毒」
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好意から出た偽りは、不和をかもし出す真実よりもよい。
―― サーディー 「ゴレスターン」
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詐欺師をだますのは二重の歓びである。
―― ラ・フォンテーヌ 「寓話」
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自然はけっしてわれわれを欺かない。われわれ自身を欺くのは、つねにわれわれである。
―― ルソー 「エミール」
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諸君は相手をだましたと思っている。だが、先方はだまされたふりをしているのだとしたら、どちらがいったいだまされているのか?
―― ラ・ブリュイエール 「人さまざま」
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人に欺かれるのではけっしてない、自分で己れを欺くのである。
―― ゲーテ 「格言と反省」
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人を邪道にひっぱり込むため、暗闇の手下どもが真実を言うことがある、わずかのまことでひっぱり込んでおいて深刻な結果で裏切るために。
―― シェイクスピア 「マクベス-一幕三場」
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人間は偽装と虚偽と偽善にほかならない、自分自身においても、また他人に対しても。
―― パスカル 「パンセ」
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人間は他人の持っている骨片の権利を尊重することを人道と称し、それに反すれば野蛮な行為、利己主義な行為だとする。醜い欺瞞だ。
―― シュティルネル 「唯一者とその所有」
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