正義

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  • この世すべて濁るとき、清めるは己れだけ、人々みな酔えるとき、正気なのは己れひとりだけ、されば追放の身となった。

    ―― 屈原 (司馬遷編「史記」より)

  • たとえ世界は滅ぶとも正義はとげよ。

    ―― フェルディナンド一世 「語録」

  • たとえ正義の動きは緩慢なりとも、邪悪者を打破するは必至なり。

    ―― ホメロス 「オデュッセイア」

  • もし美と正義の世界が現実に存在するものなら、それはまさしく童話の世界でなければならない。

    ―― 小川未明 「理想の世界」

  • よりすぐれし者がより劣りし者よりも、また、より力のある者がより力のなき者よりも、余計に持つことが、すなわち正義なり。

    ―― カリクレス (プラトン「ゴルギアス」より)

  • カなき正義は無能であり、正義なき力は圧制である。力なき正義は反抗を受ける。なぜならは、つねに悪人は絶えないから正義なき力は弾劾される。それゆえ正義と力を結合せねばならない。

    ―― パスカル 「パンセ」

  • 悪者は逐う者なれど逃げ、義者は獅子のごとく勇まし。

    ―― ソロモン 「旧約聖書-蔵言二十八章一節」

  • 義は国を高くし、罪は民を辱しむ。

    ―― ソロモン 「旧約聖書-蔵言十四章三十四節」

  • 行いに直き者は欲に曲らう。

    ―― 「韓非子」

  • 最強者の理屈がいつも最もよいとされる。

    ―― ラ・フォンテーヌ 「寓話」

  • 自衛はひとつの美徳、あらゆる正義の唯一の堡塁。

    ―― バイロン 「サルダナパルス-二幕一場」

  • 自由・平等は悪い原理である。真の人間的原理は正義である。弱者に対する正義は保護もしくは善意である。

    ―― アミエル 「日記-1864」

  • 邪は正を犯さず。

    ―― 司馬光編 「資治通鑑」

  • 人道主義は正義を目的とする。正義は真の意味での平等、自由を欲し、不正義に対する人類の意志の審判である。

    ―― 長与善郎 「白樺-大正六年」

  • 正義…忠誠・税金・個人的奉仕に対する酬いとして、度合いの差はあっても、一国の政府が市民に売りつける品質のおちたる商品。

    ―― ビアス 「悪魔の辞典」

  • 正義とは、ほぼ同等の力の状態を前提とする報償との交換だ。

    ―― ニーチェ 「人間的な、あまりに人間的な」

  • 正義とは、強者の利益にほかならず。

    ―― トラシュマコス 「断片」

  • 正義とは、己れにふさわしきものを所有し、己れにふさわしきように行為することなり。

    ―― プラトン 「国家」

  • 正義とは、人間が国民としてそこに住む国家の法律を犯さざることなり。ゆえに、人間は証人のいるときは法律を尊重するも、証人なきときは、自然の法を尊重するならば、自己の最も役立つごとき仕方にて正義を用いん。

    ―― アンティポン 「断片」

  • 正義のいさおは平和、正義のむすぶ果はとこしえの平穏とやすきなり。

    ―― 「旧約聖書-イザヤ書三十二章十七節」

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