「ラ・ブリュイエール」名言集・格言集
新聞記者の領分は、たかだか政治についてむなしい臆測を働かせ、人心のおもむくところについて、くだらない当てずっぽをすることにある。
ラ・ブリュイエール 「ひとさまざま-町人社会について」
紳士とは、大道で追いはぎを働かない人間、なに人をも殺さない人間、つまり、その悪徳が破廉恥ではない人物のことである。
ラ・ブリュイエール 「人さまざま」
人は精神の力によって大きな悲しみから脱けられるものではない。…人間はすこぶる弱いから、否、非常に浮気だから、すべてを思いあきらめる。
ラ・ブリュイエール 「人さまざま」
人間には三つの事件しかない。生まれる、生きる、死ぬ。生まれることは感じない。死ぬことを苦しむ。そして生きることは忘れている。
ラ・ブリュイエール 「人さまざま」
人生は短く、ものうい。それは徹頭徹尾、欲望のうちにすごされる。
ラ・ブリュイエール 「人さまざま」
世に抜きん出るには二つの方法がある。自分自身の努力によるか、他人の馬鹿さ加減を利用するか、そのいずれかである。
ラ・ブリュイエール 「人さまざま」
専制政治のもとでは祖国などない。他のものがそれに代わっている。利益・栄誉・帝王への忠勤。
ラ・ブリュイエール 「人さまざま」
相手のちょっとした欠点に目をつぶることができない限り友情は長続きしない。
ラ・ブリュイエール
男は自分を愛してくれなくなった女に対して激昂するが、すぐにあきらめる。女は捨てられると、それほど騒ぎ立てないが、永い問慰められない思いを胸にいだく
ラ・ブリュイエール 「人さまざま」
知性もあらゆるものと同じく消耗する。学問はその栄養である。知性を養い、かつそれを消耗する。
ラ・ブリュイエール 「人さまざま」
沈黙は愚者の機知である。
ラ・ブリュイエール 「人さまざま」
敵にぬれぎぬを着せ、彼らをけなすために嘘をつくことは、それ自身に復讐することで、あまりにも大きい利益を敵にあたえる。
ラ・ブリュイエール 「人さまざま」
年がら年中嫉妬の種ばかりまいているような女たちは、少しもわれわれが焼餅をやいてやるに及ばないであろう。
ラ・ブリュイエール 「人さまざま」
貧困が犯罪を生む母であるとすれば、知性の欠如はその父である。
ラ・ブリュイエール 「人さまざま」
恋愛においては、いかにむずかしいことがあっても、友愛におけるよりも、人の欠点を許す。
ラ・ブリュイエール 「人さまざま」
むら気な女とは、もはや愛していない女である。浮気な女とは、すでにほかの男を愛している女である。移り気な女とは、はたして自分が愛しているのか、また誰を愛しているのかが自分でもわからない女である。無関心な女とは、誰をも愛さない女である。
ラ・ブリュイエール 「人さまざま」
時間は友情を強めるが、恋愛を弱める。
ラ・ブリュイエール 「人さまざま」
自由な男、つまり妻を持たない男は、少し才知があれば自己の身分以上の社交界に出入りして、上流階級の人々と同等に交際することができる。一方、しばられている男の場合には、こんなに簡単にはいかない。結婚は、あらゆる人々を自分の中に閉じ込めるから。
ラ・ブリュイエール 「人さまざま」
恋愛と友愛は互いにしりぞけ合う。
ラ・ブリュイエール 「人さまざま」