ラ・ロシュフーコー
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人は不快な記憶を忘れることによって防衛する。
フロイト
人は嫉妬するのを恥じるが、嫉妬したことがあるということや、嫉妬できることを誇りに思う。
ラ・ロシュフーコー 「道徳的反省」
人は愛している限り許す。
ラ・ロシュフーコー 「道徳的反省」
人間はときに、他人と別人であると同じほどに自分とも別人である。
ラ・ロシュフーコー 「道徳的反省」
人間一般を知ることは、個々の人間を知ることよりも容易である。
ラ・ロシュフーコー 「道徳的反省」
偉人たちも、永びく不運には打ち負かされるところをみると、彼らはそれまでは、ただ野心の力で耐え忍んできたもので、けっして霊魂の力によってではなかったことがわかる。
ラ・ロシュフーコー 「道徳的反省」
偉人の名声は、それをうるために用いられた手段によって評価されるべきである。
ラ・ロシュフーコー 「道徳的反省」
友人や恩人たちの欠点について始終遠慮なく語るようになったなら、もう彼らに対して持つべき感情を永く持続できない。
ラ・ロシュフーコー 「道徳的反省」
哲学は容易に過去と未来の不幸を打ち敗かすが、現在の不幸には打ち敗かされる。
ラ・ロシュフーコー 「道徳的反省」
善の究極は悪であり、悪の究極は善である。
ラ・ロシュフーコー 「道徳的反省」
善良な裁判官における正義は称讃の愛にすぎず、野心ある裁判官の正義は昇進の愛にすぎない。
ラ・ロシュフーコー 「道徳的反省」
大多数の人間は自己の名誉を失わない程度に戦争の危険をおかすが、戦争の目的が貫徹されるまで、ずっと危険に身をさらす気でいる者はめったにいない。
ラ・ロシュフーコー 「道徳的反省」
大多数の女は、愛人の死を、彼を愛していたから泣くのではなく、むしろ、ますます愛されるに値する女であるとみられたくて泣く。
ラ・ロシュフーコー 「道徳的反省」
女は永くその最初の人を守っている。ただし、第二の人ができないかぎりは。
ラ・ロシュフーコー 「道徳的反省」
好運に圧しつぶされないためには、不運に堪える以上に大きな徳を必要とする。
ラ・ロシュフーコー 「道徳的反省」
婦人たちの貞淑は、しばしば自分の評判、自分の安静をいとおしむ心にすぎない。
ラ・ロシュフーコー 「道徳的反省」
媚態をけっして弄さないことを注目させるのもまた、一種の媚態である。
ラ・ロシュフーコー 「道徳的反省」
嫉妬のうちには愛よりも自愛のほうが多くひそんでいる。
ラ・ロシュフーコー 「道徳的反省」
嫉妬は恋といっしよに生まれるが、恋が死んでも必ずしもいっしょに死にはしない。
ラ・ロシュフーコー 「道徳的反省」
嫉妬深い妻を持つことは夫にとっては痛快である。彼は四六時中、その愛している女のことを聞いていられる。
ラ・ロシュフーコー 「道徳的反省」
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