ラ・ロシュフーコー
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心の裡を打ち明けるのは虚栄のため、しゃべりたいため、他人の信頼を惹きつけたいため、秘密の交換をしたいためである。
ラ・ロシュフーコー 「道徳的反省」
忘れるにまかせるということが、結局最も美しく思い出すということなんだ。
川端康成 「散りぬるを」
忠告ほど、気前よく人に与えるものはない。
ラ・ロシュフーコー 「道徳的反省」
思い出というものは人間が時間に贈与できる唯一の形式であって、過ぎていった時間というものは、それを偲ぶ思慕者の心の幅によって拡大されていってとどまらない。
檀一雄 「魔笛」
恋する男と女がいっしょにいて全然退屈しないのは、始終自分たちのことばかり話しているからである。
ラ・ロシュフーコー 「道徳的反省」
恋は火と同じく、不断の動きなしには存続しえない。なにかを望んだり、怖れたりする気持ちが失せるや否や、恋は息絶える。
ラ・ロシュフーコー 「道徳的反省」
恋愛においては往々にして疑うよりもだますほうが先に立つ。
ラ・ロシュフーコー 「道徳的反省」
悪にかけても善にかけても英雄がいる。
ラ・ロシュフーコー 「道徳的反省」
悪は虚栄が随伴するのでなければ、それほど遠くまではいかないであろう。
ラ・ロシュフーコー 「道徳的反省」
情念はしばしば自分とは反対の情念を生み出す。りんしょくはしばしば乱費を、乱費はまた、りんしょくを生む。人はしばしば弱きがゆえに強く、臆病なるがゆえに大胆である。
ラ・ロシュフーコー 「道徳的反省」
敵が欲しければ味方より偉くなればよい。味方が欲しければ味方を引き立ててやればよい。
ラ・ロシュフーコー
正義の愛は、大部分の人々においては、不正な目に合うことを怖れる心である。
ラ・ロシュフーコー 「道徳的反省」
沈黙は、自己に信用のもてない人には最も確実な才策である。
ラ・ロシュフーコー 「道徳的反省」
王侯が持っていない徳について称讃するのは、罪を受けずに彼らを侮辱することである。
ラ・ロシュフーコー 「道徳的反省」
王侯に捧げる忠節は第二の自愛である。
ラ・ロシュフーコー 「道徳的反省」
王侯の寛容は、人民の忠誠をかちとる一つの政略にすぎない。
ラ・ロシュフーコー 「道徳的反省」
相手の張った縄にいかにもはまり込んだような様子を見せるのが、最たる策略である。相手をだまそうと考えるときほど、まんまとだまされることはない。
ラ・ロシュフーコー 「道徳的反省」
相手方の言い分を聞いてやろう、という気持ちがなくなったら、もうその人の負けである
ラ・ロシュフーコー 「道徳的反省」
真の勇気は第三者の目撃者のいない場合に示される。
ラ・ロシュフーコー 「道徳的反省」
知恵の霊魂におけるは、健康の肉体におけると同じである。
ラ・ロシュフーコー 「道徳的反省」
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