「恋」名言集・格言集
恋が新しき場合、できたてのブドウ酒のごとく醗酵し、古くなり、澄んでくるにつれておだやかにならん。
アンゲルス・ジレジウス 「さすらいの天使」
恋して恋を失ったのは、まったく愛さないよりもましだ。
テニソン 「イン・メモリアム」
恋する者の狂乱は、あらゆる狂乱の中で最も幸いなるものなり。
プラトン 「バイドロス」
恋それは、わたしの自我が異性の客体に感ずる利己主義的な索引にすぎない。
チェーホフ 「森の精」
恋というものはなんとおそろしい情熱、だろうか。それなのに、世間の嘘つきどもは、恋をあたかも幸福の源泉のように言っている。
スタンダール 「パルムの僧院」
恋とは、われわれの魂のもっとも純粋な部分が未知のものに向かっていだく聖なる憧れである。
サンド 「断片」
恋とは、私たちを幸せにするためにあるのではありません。恋は、私たちが苦悩と忍従の中で、どれほど強くありうるか、ということを自分に示すためにあるものです。
ヘッセ 「郷愁」
恋とは自己犠牲である。これは偶然の依存しない唯一の至福である。
トルストイ 「クロイツェル・ソナタ」
恋に陥りし人間は、快楽とひきかえに不幸を手に入れん。
ディオゲネス 「断片」
恋の苦しみは、あらゆる他の悦びよりもずっと愉しい。
ドライデン 「暴虐な恋」
恋の生涯は活動のみ、うるさい世の約束にこだわっていては、心のままにふるまうことができない。
バイロン 「恋よいつまでも」
恋の溜息の初めは知恵の終わりである。
ブレ 「断片」
恋の力は、身をもって恋を経験するときでなければわからない。
プレヴォ 「マノン・レスコー」
恋は「自然」によって与えられ、「想像」によって刺繍されたカンバスである。
ヴォルテール 「断片」
恋はおそく来るほどはげし。
オヴィディウス 「愛の技術」
恋はしばしば恋によって恋を生んだ。
ザックス 「語録」
恋はなにものも怖れない。いざとなれば、死神という天下無敵の強者のとこへ走っていき、それを味方にする用意がある。死神を味方にした恋くらい強いものはない。
ハイネ 「シェークスピアの女たち」
恋はふたりのエゴイズムだ。
ジャック・アントワーヌ・ド・サール 「断片」
恋は悪魔であり、火であり、天国であり、地獄である。快楽と苦痛、悲しみと悔いが、そこに住んでいる。
バンフィールド 「羊飼いの満足」
恋は火と同じく、不断の動きなしには存続しえない。なにかを望んだり、怖れたりする気持ちが失せるや否や、恋は息絶える。
ラ・ロシュフーコー 「道徳的反省」