「恋」名言集・格言集
恋は交戦の一種なり。
オヴィディウス 「愛の技術」
恋は二つとない大切な生活材料だ。真面目にこの関所にぶつかれば人間は運命を知る。
倉田百三 「出家とその弟子」
恋は無学の人間に文字を教う。
エウリピデス 「断片」
恋は目で見ずに心で見る。だから絵にかいたキューピットは翼を持つが盲目で、恋の神の心には分別がまったくなく、翼があって目のないことは、せっかちで無鉄砲なしるしだ。そして、選択がいつも間違いがちだから、恋の神は子供だといわれている。
シェークスピア 「真夏の夜の夢-一幕一場」
恋ほど人の心を奪うものはない。恋するからこそ怠惰になるので、そのために彼が怠け者であるとはいえない。
ラディゲ 「肉体の悪魔」
恋も憎しみもあらずして、いかなるゆえにわが心かくも悩むか知らぬこと、悩みのうちの悩みなれ。
ヴェルレーヌ 「都に雨の降るごとく」
恋わずらいの人は、ある種の病人のように、自分自身が医者になる。苦悩の原因をなした相手から癒してもらえることはないから、結局は、その苦悩の中に薬を見出す。
プルースト 「花咲ける乙女の蔭に」
恋をし、同時に賢くあることは不可能なり。
シルス 「蔵言」
恋をすると誰でも自分を欺くことから始まり、他人を欺くことで終わるのがつねである。これが世の、いわゆるロマンスである。
ワイルド 「ドリアン・グレーの画像」
話や歴史で聞いたところでも、真実の恋というものは、けっして好都合にいったためしはないらしい。
シェークスピア 「真夏の夜の夢-一幕一場」
金と恋は人を鉄面皮にす。
オヴィディウス 「断片」
最も強い友情は類似から生まれ、最もはげしい恋は背反から生まれる。
クーランジュ夫人 「語録」
嫉妬は恋といっしよに生まれるが、恋が死んでも必ずしもいっしょに死にはしない。
ラ・ロシュフーコー 「道徳的反省」
節操なくしては、世界には恋も友情も美徳もない。
アディソン 「スペクテーター法」
恋と結婚は、同じ故郷に生まれた仲でありながらほとんど結びつかぬということは、さびしいこと、人間のはかなさの悲しい愚かなこと、また罪でもあろう。
バイロン 「愛の幻減」