男と女の愛

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あまりにも女を愛してきた人たちの罰は、つねに女を愛するということである。

ジューベル 「パンセ」


あらゆる人間関係の中でもっとも親密な関係、すなわち確固たる、何もかも分かち合う、愛の関係においては、まるで円を作って遊んでいる子供のように、あるいは儀式が進む場所のように、ほとんど言葉なしで話が進む。そして二人がその場にいるという事だけで、もうお互いに話は通じるのである。

スティーブンソン


お前を永遠に愛すると言うことは、ろうそくがお前が生きている間燃えつづけると言うに等しい。

トルストイ 「クロイツェル・ソナタ」


さんざんに女に恋をした男のうけるこらしめは、絶えず女に恋をすることだ。

シャトーブリアン 「恋と老年」


すべての人類は愛人を愛する。

エマーソン 「随筆集」


むずかしいのは愛する技術ではなく、愛される技術である。

ドーデ 「女と恋愛」


わが愛は火、そはすべての狂える肉を焼き尽くし、香煙のごとくに消え失せしむ。わが愛はまた洪水なり。そが濁流のうちに、わが蒔きし悪しき芽生えを、すべて押し流す。

ヴェルレーヌ 「知恵」


一日のうちに感じられ、かつ表現される愛情の分量には限度がある。

ヴァレリー 「断片」


女が愛し、愛されると彼女は変わる。誰も彼女にかまわなくなると、精神が乱れてその魅力が失われる。

ゴッホ 「書簡集」


女が男を愛すると言うときは、男はたとえ彼女を愛してなくとも聞いてやらねばならない。

エリザベス・ブローニング 「オーロラ・レイ」


女の持つ愛はあらはだけれども小さい。男のもつ愛は大きいけれども遮られてゐる。耐して大きい愛はしばしばあらはな愛に打ち負かされる。

有島武郎 「惜しみなく愛は奪ふ」


女性は恋に限界なしと雄弁に主張する。男性は恋に限界ありと唱う。

モンテルラン 「若い娘たち」


女性は感情動物なれば、愛するよりも愛せらるが故に愛すること多きなり。

北村透谷 「厭世詩人と女性」


恋は女性のデリカシーを失わしめ、男のデリカシーを高める。

リヒター 「タイタン」


恋愛は男の生涯では一つの挿話にすぎないけれども、女の生涯では歴史そのものである。

スタール夫人 「ドイツ論」


恋愛は男の生涯にとりては、瞬時の一つの別ごとにすぎぬも、女にとりては全生涯を賭けたもの。

バイロン 「ドン・ジュアン」


愛すまいとするが、意のままにならなかったように、永遠に愛そうとしても意のままにはならない。

ラ・ブリュイエール 「ひとさまざま-心情について」


愛する二人のお互いに対する理解は、単なる知識以上のものである。なぜなら愛によって結びついたものは、他の関係のように捨て去ることも曇らせることもできないからだ。

スティーブンソン


愛する二人はほとんど無表情で、言葉はなおさら少なく向かい合い、二人の良い所も悪い所も分かち合おうと努力し合い、互いの心を喜び捧げ持つ。

スティーブンソン


愛とは、ひとりの男なり女なりを大勢のなかから選択して、そのほかの者を絶対に顧みないことです。

トルストイ 「クロイツェル・ソナタ」


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