嫉妬

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おお嫉妬よ!お前は細事の拡大したものである。

シラー 「断片」


なに人も己れ自身と同レベルの者に先を越さるるを好まず。

リヴィウス 「ローマ史」


わが血は嫉妬のために湧きたり。われもし、人の幸福をみたらんには、汝はわれの憎しみの色に覆わるるをみたりしなるべし。

ダンテ 「神曲-浄火編」


人は嫉妬するのを恥じるが、嫉妬したことがあるということや、嫉妬できることを誇りに思う。

ラ・ロシュフーコー 「道徳的反省」


人は自分の想像力で作り出したものに対して嫉妬する。…しかし嫉妬において想像力が働くのはその中に混入してゐるなんらかの愛に依つてである。

三木清 「人生論ノート」


人間の嫉妬は、彼らがみずからいかに不幸に感じているかを告げるもので、彼らが他人の行為に絶えず注目しているのは、彼らみずからが退屈していることを示すものだ。

ショウペンハウエル 「幸福のための警句」


他人の所有する幸福をくやむ心で、われわれの心をはなはだしくむしばむ。それは他人の幸福を裏返して、われわれの不幸とする。

シャロン 「知恵論」


卑しい心がその奴隷となって苦しむ嫉妬は、学問もあり、気性のすぐれた者にあっては競争心となる。

ポープ 「人間論」


同じことをなしうると考える限界までは、他人の幸運をよしとして受け入れらるるも、この限界を越ゆる人は嫉妬され、疑惑の目を向けられる。

ペリクレス 「ツキュディデス」


女に於ける嫉妬は愛の高雅な情操によるのでなく、実には猛獣の激情に類するところの、野蛮の本能によるのある。

萩原朔太郎 「虚妄の正義-結婚と女性」


女は嫉妬に大事を漏らす。

竹田出雲 「義経千本桜」


妬み深き人は、錆によりて鉄がむしばまれるごとく、己れ自身の気質によりてむしばまれる。

アンティステネス 「断片」


嫉む者は人を非難する前にまず好んで相手を称讃するのがつねである。

ローガウ 「ドイツ格言詩」


嫉む者は他の人々に比べて二重に悪し。彼らは自己の不運に怒るのみならず、他人の幸福にも感情を害すればなり。

ヒッピアス 「断片」


嫉妬がいつも憎しみと愛情の混合物でなければ、それは嫉妬ではないだろう。嫉妬はすべての情熱のうち最も謎めいていて最もはかりにくい。

ホルタイ 「語録」


嫉妬せざる者には恋愛はしえず。

アウグスティヌス 「断片」


嫉妬とは、愛の保証への要求である。

トルストイ 「アンナ・カレーニナ」


嫉妬とはなんであるか?それは他人の価値に対する憎悪を伴ふ羨望である。

阿都次郎 「人格主義」


嫉妬には体質が大いに関係する。嫉妬は必ずしも大きな熱情の証拠ではない。

ラ・ブリュイエール 「人さまざま」


嫉妬のうちには愛よりも自愛のほうが多くひそんでいる。

ラ・ロシュフーコー 「道徳的反省」


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