「自然」名言集・格言集
自然は絶えずわれわれと語るが、その秘密を打ち明けはしない。われわれはつねに自然に働きかけ、しかも、それを支配するなんらの力もない。
ゲーテ 「自然に関する断片」
自然は無限に分割された神である。神と自然は、完全に相等しい二つの偉大な力である。
シラー 「哲学的書簡」
自然を愛するのは、自然が我々を憎んだり、嫉妬しないためでもないことはない。
芥川龍之介 「河董」
自然現象の不思議には、自分自身の眼で驚異しなければならぬ。
寺田寅彦 「随筆集」
春が来ても、鳥たちは姿を消し、鳴き声も聞こえない。春だというのに自然は沈黙している。
カーソン 「沈黙の春」
春眠暁を覚えず、処々に啼鳴を聞く。夜来風雨の声、花落つることを知んぬ多少ぞ。
孟浩然 「春暁」
神と自然から離れて行動することは困難であり、危険でもある。なぜなら、われわれは自然をとおしてのみ神を認識するのだから。
ゲーテ 「シュトラースブルグ時代の感想」
人生のあらゆるこびが失せると、臆病者はこっそりと死に、勇者は生き残る。
マルティアリス 「諷刺詩」
青山骨を埋むべし。
蘇東坡 「詩」
造化は人間を支配す、然れども人間も亦た造化を支配す、人間の中に存する自由の精神は造化に黙従するを肯ぜざるなり。
北村透谷 「内部生命論」
大地よ、お前の哀しい願いは、目に見えぬものとなって、私たちの心のうちに甦ることでないのか。
リルケ 「断片」
天に私覆なく、地に私載なく、日月私照なし。
礼記
冬来りなば、春遠からじ。
シェリ 「雨風に寄せる歌」
夫れ、混元既に凝りて気象未だ効はれず。名も無く為も無し。誰れか其の形を知らむ。
太安万侶 「古事記-序文」
万緑叢中に紅一点あり、人を動かす春色は須く多かるべからず。
王安石 「石榴の詩」
自然は回転するが、人間は前進する。
エドワード・ヤング 「夜の瞑想」