結婚

41 - 60 ( 95 件中 )  [ ←前 / 1 2 3 4 5 / 次→ ]

[PR]

早く結婚しては不可い。男の側から世に此上の美人は無いと云う位な人の妻と、其れ程ではない処女とを比較べて見て、何れがより強い空想を起こさせるか。男の魔力も其れと同じ事だ。

永井荷風 「あめりか物語」


男たちが花嫁に会うと、彼らは彼女の顔を見るが、女たちは彼女の晴着を眺める。

ホー 「ピッグス氏からの手紙」


男は疲れたからといって結婚し、女は好奇心に駆られて結婚する。そして、両方とも失敗する。

オスカー・ワイルド 「ドリアン・グレイの肖像」


男は結婚式の日には泣こう。

シェイクスピア 「ヘンリー八世-プロローグ」


男は退屈から結婚する。女は物好きから結婚する。そして双方とも失望する。

ワイルド 「何でもない女」


男子は結婚によつて女子の賢を知り、女子は結婚によつて男子の愚を知る。

長谷川如是閑 「如是閑語」


男性と女性の結合は、子供たちを養うに必要な期間だけ継続されるべきである。

ロック 「市民政治」


真の結婚は実際は巡礼であって、カトリックのドグマの最も高い意味における煉獄でなければならない。

アミエル 「日記-1850/4/9」


知的な女というものは、しばしば愚かな男と結婚する。

フランス 「断片」


私は天国で男たちだけと幕らすよりも、この世で好きな女と苦労して生きつづけたい。

インガソル 「男と女と子供の自由」


結婚…共同生活体のひとつの場合で、一人の主人と一人の主婦と、二人の奴隷とから成り、それでいて全部合わせても二人にしかならない状態あるいは境遇。

ビアス 「悪魔の辞典」


結婚、いかなる羅針盤もかつて航路を発見したことのない荒波。

ハイネ


結婚したまえ、君は後悔するだろう。結婚しないでいたまえ、君は後悔するだろう。

キェルケゴール


結婚したらいろいろ分かってきますよ。いままで半分謎だったことが。

モーツァルト


結婚して何年かすると、みんな相手が古ぼけて見えてくるものだ。なぜ、自分はこんな相手と結婚したんだろう。

井上靖 「あした来る人」


結婚して幸せになれるかどうかなどというのは、まったくの偶然の働きによるもの。

オースティン 「自負と偏見」


結婚するが可か、せざるが可か。いずれにせよ、汝は後悔せん。

ソクラテス


結婚するのに精神の勇気を要するならば別れるのにとっては猶更精神の勇気を有する。

島崎藤村 「二人の男」


結婚するのも幸せだし、結婚しないのも幸せだ。どっちにも人間としての喜びがある。

武者小路実篤 「幸福者」


結婚する男は七年も老いたと思うであろう。

フランシス・べーコン 「随筆集」


41 - 60 ( 95 件中 )  [ ←前 / 1 2 3 4 5 / 次→ ]

[PR]
偉人 人生
生活 家庭 人間 人間関係
感情 理性 性格・態度 学問
政治 経済・経営 国家 社会
道徳 宗教 自然 職業

このページの先頭へ