幸福・不幸

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われわれはわれわれの幸福を、われわれの外部に、他人の評判のうちに求める。他人はみなへつらい、軽率かつ不公平で、ねたみや気まぐれや偏見に満ちていることを百も承知なのに。

ラ・ブリュイエール 「人さまざま」


不幸から自由であるということは大なる幸福である。

シェーファー 「俗人の祈祷書」


不幸そのものの観照がわれわれの魂に内的な悦びを与える。しかもその悦びは、不幸を観察することの努力から生ずる。

ヴィニィ 「詩人の日記-1843」


不幸なる人々は、さらに不幸なる人々によって慰められる。

イソップ 「寓話」


不幸に対する特効薬はありません。ただ昔からの退屈な忍耐とか、あきらめといった美徳があるのみです。

アルドゥス・ハックスリー 「恋愛対位法」


不幸に屈することなかれ、否、むしろ大胆に、積極果敢に、不幸に挑みかかるべし。

ヴェルギリウス 「イーニード」


不幸は、大半が人生に対する誤った解釈のしるしである。

モンテーニュ 「随想録」


不幸は幸福のうえに立ち、幸福は不幸のうえに横たわる。

「老子」


不幸ばかりつづくと、人はみんな狼になる。

ストリンドベリ 「父」


不幸を担うことはむずかしいが、幸福を担うことはさらにむずかしい。

ヘルダーリン 「年刊詩集」


世の人々を見られよ、己れの幸いを知る者の、いかに少なきことか。知るとも、これを求むる者の、いかに少なきことか。

ユヴェナリス 「諷刺詩」


中国人的な幸福観念は「暖衣・飽食・闇閨・艶美」

林語堂 「生活の重要さ」


些細なことで悦びをもちうることは、子供のみではなく、不幸な者の高貴な特権である。

ローテ 「蔵言」


人の不幸はほとんど反省によってのみ生まれる。

ジューベル 「パンセ」


人を幸福にすることは、やはりいちばん確かな幸福である。

アミエル 「日記-1868/7/3」


人生は学校である。そこでは幸福よりも不幸のほうがよい教師である。

フリーチェ 「チェーホフ研究」


人間が不幸なのは、自分が幸福であることを知らないからだ。ただそれだけの理由なのだ。

ドストエフスキー 「悪霊」


人間どもが幸福なるは、身体によるものにあらず、金銭によるものにあらずして、むしろ心の正しさと知恵の多さによる。

デモクリトス 「倫理学」


人間には幸福のほかに、それとまったく同じだけの不幸がつねに必要である。

ドストエフスキー 「悪霊」


人間の不幸のひとつは、彼らがはや性的魅力を失ってからずっと以後まで、性欲だけが残っていることである。

モーム 「作家の手帖」


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