幸福・不幸

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人間の幸福の二つの敵は苦痛と退屈である。

ショウペンハウエル 「随筆集」


人間の幸福は、稀にしかやって来ないような幸運の大きな部分によってつくられたのではなくて、日々生まれるわずかの利益によってつくられる。

フランクリン 「自叙伝」


人間の最大の幸福は、日ごとに徳について語りうることなり。魂なき生活は人間に価する生活にあらず。

ソクラテス (プラトン「ソクラテスの弁明」より)


人間は、不幸にありては希望が救いの主。

メナンドロス 「断片」


人間はあらゆるものを発明することができる、ただし、幸福になる術を除いては。

ナポレオン 「語録」


人間はその不幸が人目を惹けば、それで半分は慰められる。

デュクロ 「断片」


人間はみな幸福を求むるも、幸福とは、宇宙および人間の指導原理たる理性に従いて生くることなり。

ゼノン (ブルタルコス「ゼノンより」)


人間は幸福ではない。しかし、つねに未来に幸福を期待する存在なのだ。魂はふるさとを離れて不安にふるえ、未来の生活に思いをはせて憩うのだ。

ポープ 「人間論」


人間は幸福の獲得によりて幸福になるも、幸福は神性そのものなれば、神性の獲得によりて幸福になるは明白なり。

ボエティウス 「哲学の慰めについて」


人間は幸福よりも不幸のほうが二倍も多い。

ホメロス 「オデュッセイア」


人間は神の生活に参与することによりてのみ真の幸福になりうる。

ボエティウス 「哲学の慰めについて」


人間は自己の幸福の工匠である。

ソロー 「日記」


人類の幸福に対する障害は、民俗的・宗教的偏見と生存競争、および相互間における非人間的なことである。

アブドー・ルバハー 「世界平和の宣布」


何者なりとも、いずれの面からみても幸福なる者なし。

ホラティウス 「カルミナ」


個々の不幸が一般的に幸福をつくるのです。したがって、個々の不幸が多ければ多いほど、すべては善なのです。

ヴォルテール 「カンディード」


善事をして悪しざまに言われる者は幸いなり。

アウレリウス 「自省日記」


地上における生活過程にあっては、幸福と不幸の分配は、倫理とは無関係に行われているのが事実である。

ヴィンデルバント 「哲学概論」


地上の子の最高の幸福は人格である。

ゲーテ 「西東詩編」


子供たちに囲まれて人生の最後のときを迎える人を私は幸福だと思う。

グリルパルツァー 「租妣」


己れ自身に全面的に頼り、己れ自身のうちにすべてを所有する者が幸福にあらざるなどはありえず。

キケロ 「哲学談義」


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