「幸福・不幸」名言集・格言集
人類の幸福に対する障害は、民俗的・宗教的偏見と生存競争、および相互間における非人間的なことである。
アブドー・ルバハー 「世界平和の宣布」
世の人々を見られよ、己れの幸いを知る者の、いかに少なきことか。知るとも、これを求むる者の、いかに少なきことか。
ユヴェナリス 「諷刺詩」
正邪の尺度であるものは最大多数の最大幸福。
ベンサム 「統治論断片」
生まれるときのよき毎日は、不幸なる人間よりまず第一に逃げ去る。病気と悲しき老年とが近づき来る。而して労苦と苛酷なる死の無情とが彼らを奪い去る。
ヴェルギリウス 「農耕詩」
生涯の幸福! それに耐えうる人間は生きていけない。それは地上における地獄となろう。
バーナード・ショー 「人と超人-一幕」
生命の剥奪が不幸でないわけを悟りえた者にとっては、この世になんの不幸もない。
モンテーニュ 「随想録」
青春の生活の中で、もっぱら幸福を与えてくれる本質的なものは友情の贈りものである。
オスラー (講演)
善事をして悪しざまに言われる者は幸いなり。
アウレリウス 「自省日記」
男の幸福は「われ欲する」ということであり、女の幸福は「彼欲する」ということである。
ニーチュ 「ツァラトゥストラ」
地上における生活過程にあっては、幸福と不幸の分配は、倫理とは無関係に行われているのが事実である。
ヴィンデルバント 「哲学概論」
地上の子の最高の幸福は人格である。
ゲーテ 「西東詩編」
中国人的な幸福観念は「暖衣・飽食・闇閨・艶美」
林語堂 「生活の重要さ」
道徳と理性とは、人類を下等動物より区別する所の重なる性質也。然れども吾人に最大の幸福を与へ得るものは是の両者に非ずして実は本能なることを知らざるべからず。
高山樗牛 「美的生活を論ず」
繁栄は人間の心にとりて、不運以上にきびしき試練なり。人間は不幸に堪えられうるも、幸福には腐らさる。
タキトゥス 「歴史」
不幸から自由であるということは大なる幸福である。
シェーファー 「俗人の祈祷書」
不幸そのものの観照がわれわれの魂に内的な悦びを与える。しかもその悦びは、不幸を観察することの努力から生ずる。
ヴィニィ 「詩人の日記-1843」
不幸なる人々は、さらに不幸なる人々によって慰められる。
イソップ 「寓話」
不幸に屈することなかれ、否、むしろ大胆に、積極果敢に、不幸に挑みかかるべし。
ヴェルギリウス 「イーニード」
不幸に対する特効薬はありません。ただ昔からの退屈な忍耐とか、あきらめといった美徳があるのみです。
アルドゥス・ハックスリー 「恋愛対位法」
不幸は、大半が人生に対する誤った解釈のしるしである。
モンテーニュ 「随想録」