愛
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火が光の初めであるように、つねに愛が知識の初めである。
―― カーライル 「ゲーテの死」
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我々が物を愛するといふのは、自己をすてて他に一致するの謂である。
―― 西田幾多郎 「善の研究」
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求むるところなき愛、これがわれわれの魂に最も高い、いちばん望ましい境地である。
―― ヘッセ 「観想-魂について」
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謙譲な愛は、暴虐よりもずっと効果の多い怖ろしい力である。
―― ドストエフスキー 「カラマーゾフの兄弟」
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春の太陽が輝けば、穀種ははじけずにはおられない。しかし、真の愛は世間が冷たくても花を開く。
―― ネーティヒ 「光と影」
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心からなる愛は、与える場合に最も豊かであり、犠牲を云々するときには、それだけでもう真の愛ではなくなる。
―― カイベル 「青春詩集」
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真の愛は悪に対する憎悪を十分にふくむものである。仮面的の愛または浅き愛は、悪を憎むことを知らない。けれども深き真なる愛は、かくあることはできないのである。
―― 内村鑑三 「ロマ書の研究」
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真理への愛のみが、われわれをけっして裏切ることのない唯一の愛だ。
―― ローラン 「愛と死との戯れ」
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人から愛されない者は人を愛しえない。
―― ラヴァーター 「友情」
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人は愛している限り許す。
―― ラ・ロシュフーコー 「道徳的反省」
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水は偽わりの幸福のように流れ去るが、愛の潮は忠実に舞い戻って来る。
―― アルント 「詩」
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誰からも愛されないのは大きな苦痛だ。誰をも愛することができないのは、生の中の死だ。
―― グリューンベルグ 「わがカード箱より」
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知は愛、愛は知である。
―― 西田幾多郎 「善の研究」
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本質と存在の融合が最高度に実現されるのは、まさに愛をとおしてのみである。
―― プラトン 「神法十七」
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友情は、つねに利をもたらすも、愛は害をもたらす場合もありうる。
―― セネカ 「書簡集」
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自然の愛はつねに誤らず、されど他はよからぬ目的または強さのすぐるか、足らざるによりて誤ることあり。愛第一の幸いをめざすか、ほどよく第二の幸いをめざす間は不義の快楽の因たるあたわず。
―― ダンテ 「神曲-浄火編一七曲」
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地上のあらゆる生物 ― 人間も四足獣も家畜も鳥類も ― は、すべて愛の炎に駆り立てらる。愛はあらゆるものの帝王なり。
―― ヴェルギリウス 「農耕詩」
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