「愛」名言集・格言集
愛情を受け取る人間は、一般的にいえば愛情を賦与する人である。
バートランド・ラッセル 「幸福の征服」
火が光の初めであるように、つねに愛が知識の初めである。
トーマス・カーライル 「ゲーテの死」
我々が物を愛するといふのは、自己をすてて他に一致するの謂である。
西田幾多郎 「善の研究」
求むるところなき愛、これがわれわれの魂に最も高い、いちばん望ましい境地である。
ヘッセ 「観想-魂について」
謙譲な愛は、暴虐よりもずっと効果の多い怖ろしい力である。
ドストエフスキー 「カラマーゾフの兄弟」
春の太陽が輝けば、穀種ははじけずにはおられない。しかし、真の愛は世間が冷たくても花を開く。
ネーティヒ 「光と影」
心からなる愛は、与える場合に最も豊かであり、犠牲を云々するときには、それだけでもう真の愛ではなくなる。
カイベル 「青春詩集」
真の愛は悪に対する憎悪を十分にふくむものである。仮面的の愛または浅き愛は、悪を憎むことを知らない。けれども深き真なる愛は、かくあることはできないのである。
内村鑑三 「ロマ書の研究」
真理への愛のみが、われわれをけっして裏切ることのない唯一の愛だ。
ローラン 「愛と死との戯れ」
人から愛されない者は人を愛しえない。
ラヴァーター 「友情」
人は愛している限り許す。
ラ・ロシュフーコー 「道徳的反省」
水は偽わりの幸福のように流れ去るが、愛の潮は忠実に舞い戻って来る。
アルント 「詩」
誰からも愛されないのは大きな苦痛だ。誰をも愛することができないのは、生の中の死だ。
グリューンベルグ 「わがカード箱より」
知は愛、愛は知である。
西田幾多郎 「善の研究」
本質と存在の融合が最高度に実現されるのは、まさに愛をとおしてのみである。
プラトン 「神法十七」
友情は、つねに利をもたらすも、愛は害をもたらす場合もありうる。
セネカ 「書簡集」
自然の愛はつねに誤らず、されど他はよからぬ目的または強さのすぐるか、足らざるによりて誤ることあり。愛第一の幸いをめざすか、ほどよく第二の幸いをめざす間は不義の快楽の因たるあたわず。
ダンテ 「神曲-浄火編一七曲」
地上のあらゆる生物 ― 人間も四足獣も家畜も鳥類も ― は、すべて愛の炎に駆り立てらる。愛はあらゆるものの帝王なり。
ヴェルギリウス 「農耕詩」