「人間」名言集・格言集
一般的に人間は犬に似ている。ほかの犬が遠くで吠えるのを聞いて、自分も吠える。
ヴォルテール 「歴史断章」
家が国家に優先し、かつ必要であるとするならば、それだけ人間は、ポリス的動物であるよりも、配偶的動物なり。
アリストテレス 「ニコマコス倫理学」
花が花の本性を現じたる時最も美なるが如く、人間が人間の本性を現じたる時は美の頂上に達するのである。
西田幾多郎 「善の研究」
確立した目的を持つ人間は、それを実現せねばならない。その実現のために、実在しようとする意志に対しては何物も低抗しうるものではない。
ベンジャミン・ディスレーリ 「エンディミオン」
欺瞞し、裏切るが、これ人間生来の心根なり。
ソフォクレス 「アイアス」
個人とは、全人類の究極である。
ウナムノ 「人生の悲壮感」
好むと好まざるとによらず、人間はものを思う存在である。
テンプル 「著作集」
最もねい猛な野獣でも自分の巣の中ではおとなしく、やさしい。しかるに人間ときたら、自分の家庭においては野獣よりもさらに悪い。
ヘルツェル 「誰の罪」
最上の金属は鉄、最上の植物は小麦、最悪の動物は人間である。
フラー 「グノモロジア」
私はお前たちに超人を教える。人間は超克さるべき何物かである。お前たちは人間を超克すべく何ごとをなしたか? 超人は大地の意義である。
ニーチェ 「ツァラトゥストラ-序」
私は自己の家族より母国を愛する。私は母国よりも人間の本性を愛する。
フェヌロン 「テレマク」
自分も人間でありながら、その人間が私を人間嫌いにする。
ルナール 「エロアの控帳」
神の謎を解くなどと思い上がるな、人間の正しい研究課題は人間である。
ポープ 「人間論」
人は、その生涯の最初の四十年間において本文を著述し、つづく三十年間において、これに対する注釈を加えていく。
ショーペンハウエル 「幸福のための警句」
人は城、人は石垣、人は濠。
武田信玄 「語録」
人間、なんという高尚な音をたてることだろう! 人間は憐れむべきものではない、尊敬すべきものだ。
ゴーリキー 「どん底」
人間…動物の間の貴族。
ハイネ 「機知・英知・情念-イタリア」
人間が不減であるのは、生物の中でただ人間のみが耐えることのない声を持っているからではなく、魂、つまり同情し、特性となり、忍耐する力のある精神を持っているからにほかならない。
フォークナー (ノーベル文学賞受賞の演説)
人間だけが赤面できる動物である。あるいは、そうする必要のある動物である。
マーク・トウェイン 「間抜けウィルソン」
人間というものは…二種類の劃然と分かれた種類から成り立っている。すなわち借りる人間と、貸す人間との二つの種族。
ラム 「ユリア随筆」